幻猫斎のごつ　リターンズ

S	M	T	W	T	F	S
			1	2	3	4
5	6	7	8	9	10	11
12	13	14	15	16	17	18
19	20	21	22	23	24	25
26	27	28	29	30	31

05.19.01:50

[PR]

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

05/19/01:50

07.31.23:53

トライガン

バンダイchは毎月2回
見放題作品を公開してるのだけれどね…

毎月それを追いかけるだけでも
1kの価値はあるなあなんて思います

今月はトライガンがありました
90年代後期
深夜アニメの先駆け作品の一つに数えられるであろうトライガン

スタッフには
黒田洋介さんの構成脚本
キャラデザに吉松孝博さん
メカデザが神宮司訓之さん
と言うそうそうたる面子が名を連ねてます

アニメ製作はマッドハウス

ハズレなしっって感じですな

当時夜勤だったので完全に夜型だったため
(まぁ初めから夜型故に夜勤を…ｗ)
深夜アニメはオンタイムで観てました

しかしながらかなりな数のアニメが放送されており
毎週のようにオフ会なんかもしてましたし
ゲームもかなりな数潰して・・・

そんな生活の中でのアニメ視聴
めっさ内容は混ざりまくるというねｗ

当時は本も月に2桁を超えてたので
読んでいた本のタイトルは覚えていても
内容はやっぱり混ざってると言うね

よくもまあそんな生活してましたなワタシ…

話しが脱線しましたなｗ

トライガン主人公バッシュザスタンピートの声は小野坂昌也さん

小野坂さんの声はときメモで聞きなれてましたが
アニメではスラムダンク位しかパッと出てこない状態の頃でした
(ワタシ的にですよ)
最近はアザゼルさんですかねやっぱｗ

この2枚目と3枚目を代わる代わる演じる所は小野坂さんの真骨頂
今の小野坂さんを知ってるのでめっさ安心して観ちゃえますねぃ

トライガンは話の序盤は殆どハチャメチャな部分しか出てこないので
そこで観るのをやめてしまった人も多そうですね
しかしながら原作の話しが始まる４話くらいから
徐々に見え隠れするバッシュの本質

そしてバッシュが戦う上で意地でも守ろうとする思い
なぜ彼は殺さずに戦うのか

そこに共感出来なかったと言う意見も見受けますが
ホントに観てたのかなあと疑っちゃいます…

バッシュの破天荒な部分にとらわれ､
その裏にある本質を捉えられないのかなぁ
実に勿体無いなぁって思いますなぁ
ってかその辺を読み解く話しは丸々1話使ってやってるのにね…

幾重にも重なる葛藤
そこには矛盾もあったりして更にバッシュを苦しめる
何故殺さないのか

彼の強さがそうさせている部分もあるんだよね
強いから相手の生き死にを選択することが出来る

無慈悲に殺された人は自らの生死を選択することすら許されず
死んでいった…

もし彼が弱かったとして殺されるかもしれないって状況でも
彼は殺さずに戦うことを選ぶのだろうけれども…ね

自分には町どころか､惑星すら壊す力がある
その力は破壊を生む
破壊は死を生む
でも殺さずに戦う
その矛盾と彼は戦い生きている

子供の頃から異端として扱われていたのも当然影響されているだろう
自分を異端として扱い恐れていた人をどこかで哀れんでいるのだろう
哀れみの表現の一部としての不殺
排除する事しか選択できない生き方を哀れむ…

彼は皆で生きる事を選ぶ

そして何より彼は今の姿で
他の人々の倍は生きているのである
他より強く若く行き続ける自分
それに反して弱く老いてゆく人々

そのバッシュの想いや葛藤が判らないとこの作品は
単なるカウボーイモノになってしまう…よね

その辺の機微が分からないと本質が見えてこない
故に的外れな感想になるのだなぁ…
まぁワタシもずれてるかも知れませんけどねｗ

深夜アニメ黎明期に放送された作品は
数々ある深夜アニメの中でもかなり良作なモノが
多いと思います

最近は確かに偏ってるよね
絵柄だけでなく､内容やらなんやら…
今のアニメが面白くないと言ってる訳ではないのだけど
ソフトを買ってまで保存したいか
と言われればそんな事ないなあ
って作品が垂れ流されているだけで…
面白いと思ってもその場で終っておｋなね

そんな作品ばかりだからなかなか理解されないのかもしれない

レールガンやけいおんの様に
幾重にも衣を纏った作品もあるんだけど
その辺もうわべだけ見てると全く面白さがないだろうし…

単なる萌えアニメになってしまうんだわな

そもそも萌えって言葉ももうなぁ
まぁこの辺は以前にも書いてましたかのｗ
改めてまた何れ書きますかなあ…